考えて、感ガエル。

たぶん、思ってる以上にはシンプルなよのなか。

カレー。

私はインドカレーが好きです。

 

正直、カレー好きの自覚はなかった。

独り暮らしを始めてから、カレーを作る頻度が他の料理よりSNSでちょっと目立つくらい。

「カレーが好きなんやね」と言われて、心のなかでは「そうかな?」と返事をしていた。

 

カレーでよくある失敗例と言えば、きっと経験があるであろうシャバシャバ状態のあれですよね。

中学の野外炊飯では、決まってルゥの需要が高まる。原因は未だに不明。

今日はその謎現象のとっておき回避法を教えてあげましょう。

水をすべて牛乳にするだけ。超簡単。

「もっと辛い方がいい」と言われてからはもう作っていない。私は好きだけどね。

 

そんなカレーへの愛着の無さで、いったいどうしてインドカレー好きになったのだろうと思い出を遡ってみたら、案外最近の出来事でした。

「ここがうまいんだよ」と連行された地元のインドカレー屋。

「これがうまいんだよ」と初めて拝むチーズナン。

これが私の食の世界観を変えたきっかけだったのかもしれない。

 

ある日「今まで食べたことがない味がするインドカレー」に出会った。

よくあるインドカレーは「あ、よくあるインドカレーだな」って味がする。例えるのが難しい。

インドカレーの味がしないインドカレーとはなんたるや。それをカレーと認識出来るのはとても哲学的なお話になるのだが、とにかく感動した。世界を知った気分になった。

更にカレーというものは奥が深いもので、カレー通の人に教わるカレー屋は、もはや宇宙だった。

 

今となっては自称健康アカウントが極まって、チーズナンですら控えるようになったし、北インドカレー屋さんもひとりじゃ行かなくなった。

たぶん、もっと世界は広いから。