考えて、感ガエル。

たぶん、思ってる以上にはシンプルなよのなか。

カメラの話。

cp+に行ってきました。
行くようになってから今年で3年目。

単純にカメラが好きというのには変わりはないのだけれど、
初めての頃というのは、何もかも分からないものなのです。

当時に比べたら本当にたくさんお話できるようになりました。
すごいよ。相手の言ってることが分かる。そこでまず感動。
何も知らないとね、単語は知ってるけどなんなのかよく分からないからやめて!!ってなるの。
初心者相手は初心者向けのモノしか説明してもらえないっていう思い込みがありましてね、私はそれがとにかく嫌だった。
希望としては、全部説明してもらって、理解できた範囲のものを自分で選びたい、みたいな。
どの程度自分が理解してるのかも自分で知っておきたい、みたいな。めんどくさ~(笑)
でも知識が中途半端だと自信がないから、知ったかぶりをしてもすぐに粗が出る。
だからカメラに詳しすぎる人とカメラについて話すのは凄く嫌いだったよ~。
どのジャンルでもだけど(笑)
まるで教科書に意地を張っていたようなあの頃。懐かしい。


自分が知らないシャッター音の心地よさと、ずっしりした重み。
「とりあえずこれは凄いものなんだ…!」
自分の持っていたカメラを基準に"凄い度"を見て歩く。それだけで楽しい。
持っているメーカーのを見るとなお楽しい。

たくさんの黒いオブジェクトは、カメラという名詞が付くだけでかわいいと思える。
写真よりもカメラを愛しているに違いないと思える人がいたお陰で、それは自然に受け継がれているという。

何がどう凄いのかとか、他のメーカーと比べてどうなのかとか、そういうのはまったく分からない状態であったとしても、カメラを知ってる人たちがしているカメラの話をただ聞いてるだけで、それらの知識はどんどん自分のものになっていくのですね。


そうそう、カメラ始めて1年も経ってないのに、今のカメラも使いこなせてないのにもう一台ってどうなんだろうって相談受けたことがあるのね。

どんな条件の相手であれ返答は「欲しければ買えばいいと思う。」

あのカメラを使えば今より上手くなるかもって理由だったら買うべきじゃないよ~みたいに一般論はいくらでも並べられるけど、もっと簡単なことがあってね、買ったあとの自分を想像してもらうのよ。
その姿にメリットしかないなら買わない理由なんてないでしょう?
まあ、そこのメリットに自信がない人が相談してくれるわけなんだけどね(笑)

そこら辺を見据えて、本当に悩んでるところを浮かび上がらせてあげる。
すると何を考えるべきなのか本人が自覚出来ます。
残念ながら、悩みの根っこというのはカメラとは関係ないところにあります。
それも最初からお見通しなわけなので、単純にはいかないのも分かるわけです。

写真が好き、楽しいって気持ちがあるなら、それを持ち続ければいいんですよ。
そのうちいろいろわかって来るから。本当に。