肌で触るギターの話。
ギターをぼちぼちとやっているのですけど、ピックを使っていません。
下にじゃららんってするときは人差し指から小指の爪で。
上にじゃららんってするときが親指の爪で。
アルペジオは6本ある弦ひとつひとつと遊ぶような、左手の位置で表情を変える音に委ねるような。
ギターのボディを叩いて、木の音を楽しんでみたり。
少しの変化がギターを伝わって音として出てくる。とても感情的なものがある。
そんな手の微細な動きの中に、音の生っぽさを感じる。
このとき「あ、ギターたのしい!」ってなりました。
ピックを使うのが苦手ってところから入った指弾きだけど、こっちの方が一体感があったり。
音楽理論に触れたりバレーコードが押さえられるようになって楽しくなって、まだまだもっと楽しくなる未来があるんだなーって思うとわくわく。
コード覚えきれてなければステージに上がると練習の完成度の半分以下になってしまうレベルだけど、技術よりも、たぶんステージに上がったときにギターとのコミュニケーションが全然出来てないんだなーっていうのがよくわかります。
相棒のギターの名前は源三郎。源さん。
心が音に出るくらいに仲良くなるのだ。